アルメニア共和国 第3代大統領、第11・15代首相(1954〜)共和党
共和党は保守系政党。第2代大統領コチャリャンの下、2007〜2008年の間、
第11代首相を務めた。2008年の大統領選で勝利し、野党のデモが勃発するが
鎮圧し第3代大統領に就任。任期中の2015年に大統領権限の大半を首相に移し
議院内閣制を導入する改憲を成立させた。2018年に2期10年の任期が満了した
が、同年4月17日にサルキシャンは大統領退任に伴い首相に鞍替えしたことか
ら、長期政権や汚職疑惑に野党や一部の国民が反発、大規模な抗議活動へと発
展した。これを受けてサルキシャンは4月23日に辞任。総選挙が行われ野党の
改革派パシニャンが首相に就任。アルメニアの政治家にサルキシャン姓が多い
(第4代大統領アルメン・サルキシャン、第12代首相チグラン・サルキシャン)
がセルジ・サルキシャンの親族ではない。