トーンルン・シースリット

トーンルン・シースリット18/03/20

第7代首相(1945〜)

ビエンチャン大学の教員、学者から政治家に転身。カムタイ内閣で労働・社会福祉大臣、

ブンニャン内閣で副首相、ブアソーン・ブッパーヴァン内閣の副首相兼外務大臣、トーン

シン内閣副首相兼外務大臣でもを歴任。経済開放政策を推進した。また外務大臣としては

前任者が親中国路線であったのに対し、トーンルンは「よくバランスがとれた外交政策」

を展開。2016年に第7代首相に就任。ブンニャン=トーンルン体制で政権を採る。2020

年、中国人観光客が1月26日から30日までラオスを旅行し,中国帰国後に新型コロナウイ

ルス感染が確認された。その後、ラオスに感染者は出ていない。3月16日、入国者の隔離

を発表。3月18日、出入国の閉鎖。大勢の人が参加する行事、伝統行事、トレードフェア、

スポーツ大会、結婚式及びラオス正月を祝う各種行事の中止。ナイトクラブ、カラオケ及

びマッサージ店は営業停止。学校の休校。5月4日より県内の外出、通常出勤、レストラン

等店舗の営業再開。5月18日より学校の一部再開、外国人の帰国が認められる。6月2日よ

りスポーツ競技の開催が再開。7月29日、首相府は、3か月に渡って新規感染を防いだこと

により、社会、経済セクター、経営者、投資事業、工場等は、新しい生活条件の下でほぼ

平常どおりの生活・操業を再開したと発表。9月23日時点、感染者23人、死亡者0人。

その後、感染は緩やかな上下を続けた。2021年、インド発祥のデルタ株がアジアに蔓延し

7月ごろからラオスでも増え続け、11月に日に1400人を超える感染拡大が進む。

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